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吉野五感探求研修 ①福西和紙本舗

吉野五感探求研修(2026年3月4日〜5日)

2026年3月4日〜5日の2日間、奈良・吉野の文化や自然、伝統産業の魅力を五感で体験する「吉野五感探求研修」を開催しました。

本研修では、吉野の歴史あるものづくりの現場や地域文化に触れながら、土地の魅力をより深く感じていただくことを目的に、和紙・灯り・酒造りなどの現場を訪問しました。
参加者の皆様には、吉野ならではの伝統技術や自然との関わりを実際に見て、聞いて、感じていただく貴重な機会となりました。

 

◎福西和紙本舗

           

吉野に1300年続く手漉き和紙の伝統を受け継ぐ
福西和紙本舗を訪れました。

こちらでは、楮(こうぞ)を原料に白土を混ぜる吉野独自の製法により、強くしなやかで保存性に優れた「宇陀紙」が作られています。紙漉きから乾燥まで、現在でも一枚一枚を天日で乾かすなど、昔ながらの丁寧な手仕事が守られています。

吉野の和紙は、その耐久性と品質の高さから、古文書や書画、美術品などの文化財修復にも使用されるなど、日本の文化を支える重要な素材となっています。

また今回、自然の植物を使った和紙の色についても教えていただきました。
黄色はネムの木、ピンクは桜の皮、茶色は楮や杉の木、紫は榊、青は藍と、すべて自然の植物から生まれる色で染められています。人工の染料ではなく、自然の恵みを活かしたやさしい色合いは、吉野の自然と伝統が生み出す和紙ならではの魅力だと感じました。

長い歴史の中で培われてきた技術と、自然素材を活かしたものづくりの奥深さを学ぶことができる、貴重な時間となりました。

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