スタッフブログ Blog
③浦嶋神社・延年祭
日本最古の「単語国風土記」に描かれている浦嶋子(浦島太郎)の物語の舞台となった浦嶋神社(宇良神社)。
神社には、日本最古といわれる浦嶋太郎物語が細かく描かれた絵本著色浦嶋明神縁起絵巻(国指定重要文化財)のほか、室町中期から桃山時代にかけての見事な文様が施されている刺繍桐桜土筆文肩裾小袖(国指定重要文化財)、室町時代につくられたとされる亀甲文櫛笥の玉手箱などが保管されています。
3月開催される延年祭は「福棒祭り」ともいわれ、コシアブラの木でつくられた繭玉と俵の「タチバナ」、福棒と呼ばれる御神棒を神殿に納め、参拝者がくじを引いて当たりが出ると、ご利益として福棒やお餅を授かります。